「歯磨きしているのに、どうして虫歯ができるんだろう? たいして歯磨きしていない人が虫歯にならないのに…。」 「子供のころから歯医者とは縁が切れない…。」と思っている方!
虫歯になりやすい方には、歯磨き以外に原因があるのです!
虫歯原因菌(ストレプトコッカスミュータンス菌)が多い
唾液が少ない
唾液の中和能力が低い
特に、ミュータンス菌が多い方は、並の歯磨きでは足りません!
徹底的な歯磨きに加え、デンタルケア食品や、含嗽剤、定期的なプロケアなどが必要になります。
母子感染についてミュータンス菌は、抗生物質等で消滅させる事は出来ない厄介な菌です。
しかも、おおよそ3才半までの感染で、その量は決まってしまっているのです。
虫歯リスク検査
西大井駅前歯科クリニックでは、これらの原因を調べる「虫歯リスク検査」を行っています。
その結果を元に、必要な予防方法をお伝えしています。
虫歯リスク検査キットと虫歯リスク検査培養器で、う蝕のきっかけをつくるミュータンス菌をだ液中またはプラーク中から選択培養できます。培養後のコロニーは、乾燥させて保存することもできます。
唾液検査を受けた患者さんの声
自分の歯みがきの仕方に原因があると思っていたんだけど、むしろだ液に原因があるとわかって良かったです。
思ったより虫歯菌があるのでショックでした。
虫歯にはなりにくいことがわかったけど、虫歯にならないように歯ブラシをしっかりしようと思った。
口の中がとてもきたないのにびっくり!
自分では良い方だと思っていたので少々ショックでした。生活習慣を少し改めなければならないと思った。
歯をもっと大事にしたいと思うようになりました。大キライだった歯医者が好きになれそうです。
思っていたより結果が悪かったので驚きました。虫歯予防のためにも定期的に検査したいです。
口は内臓に直接つながる大切な場所です。お口の不健康な状態は心臓疾患等の重大な病気を促進します。
歯周病が進行すると、歯がぐらつき、食事に困る様になります。
品川・西大井の西大井駅前歯科クリニックでは生涯、健康で過ごす為に必要な口腔ケアを提供します。
当院の歯周病治療での取り組み
ホームケアに力を入れています。
ご自宅でのケアの善し悪しが、治療結果を左右するからです。自分に合ったお手入れ方法を実践出来、ご自分の歯と歯肉の状態を観察し、異常に気が付く事が出来たら、私達はとても嬉しいです。
筋トレやお肌のお手入れにも効果的な方法がある様に、歯と歯肉のお手入れにも個別に効果的な方法があるのです。個別のライフスタイルに合った衛生グッズをご紹介しております。ご家庭でも健康維持に役立つお手伝いを行っております。
歯ブラシ 毛の硬さ、長さ、密度、形状など気にしていますか?
電動歯ブラシは眠っていませんか?
歯磨きペースト 歯周病予防用?虫歯予防用?フッ素入り?修復剤入り?
研磨剤と歯の傷の関係など気にして買っていますか?
歯冠ブラシとフロス どちらを使ったら良いか、違いはわかりますか?
サイズが合っていないと、傷つける事もあります。
デンタルリンス 歯磨き前用?後用?アルコール入り?味は?PHは?
口臭予防用?ドライマウス用?色々あります。
デンタルケア用食品 飴や砂糖入りガムは危険です!
虫歯予防に効果的なガム、タブレットがあります。効く理由をお伝えしています。
歯石を取った後の予防こそ大事と考えます。
車も車検やメンテナンスで大切に長持ちさせますよね。自分の体も、もっと大切にしませんか?あなたの大事な「歯と歯肉」は毎日食事の度に一生懸命噛んでくれてるのです。
当院では生まれる前から老後に至るまで、常に健康な状態を維持する為に必要な情報を収集しております。その情報はフィンランド等の海外でも実践されている物、日本国内でも予防を実践している医院で勉強させていただいた物、様々な最新予防手法を取り入れて検証、実践しています。
歯石取りの後のメンテナンスには、保険で出来る事と、出来ない事があります。「治療」は保険の範囲で出来る事もありますが、制限があり、「積極的な予防」「審美目的のクリーニング」は保険が効きません。内容には明らかな違いがあります。どの方法で行うかは、ご説明の上、一緒に決めています。
歯周病を治そう
歯周病治療は、あなたと医院が共同ですすめます。
治療の目的
歯周病菌を減らす
歯周病への体の抵抗力を強める
覚えておいてもらいたいこと
歯周病は細菌が原因です
進行しても、自覚症状が少ないのが特徴です
歯周病菌は、完全になくすことはできません
慢性疾患で完全に治すことは難しいが、コントロールすることはできます。
治療後は、定期健診をしなければ、感染力が抵抗力を上回り、再び悪くなります
治療の流れ
検査 口腔内写真、レントゲン、出血の有無、歯周ポケットの深さ測定、顕微鏡での歯周病検査などから必要に応じて選択します
処置 見えている歯石、歯垢の除去と歯磨き練習
検査 2回目〈改善したかを検証)、改善していたらメインテナンスへ
処置 見えている歯石、歯垢の除去と歯磨き練習
検査 3回目〈改善したかを検証)、必要の応じて外科的に歯垢除去、改善していたらメインテナンスへ
検査 4回目〈改善したかを検証)、必要の応じて外科的に歯垢除去、改善していたらメインテナンスへ
メンテナンス、定期検査
深い部分の歯石除去は、私達も患者様も、根気がいる部分です。しかしこれにより、歯周病菌が住みにくい環境になるので、頑張りどころです。中程度以上の方は回数がかかります。不安や疑問がありましたら、担当歯科衛生士や歯科医にお気軽にお尋ね下さい。
歯周病と全身疾患との関係
歯周病を放置すると、心臓病、脳の血管障害、糖尿病にもなりやすくなります。
脳卒中
動脈硬化を引き起こすことが原因で起きる。
肺炎
高齢の方では、物がうまく飲み込めなくなり、歯周病菌が肺に入ってしまい、増殖して肺炎を起こす。
心臓病
歯周病菌の作り出す物質が血液中に流れ、冠状動脈の壁を肥厚させ、血管がつまり動脈硬化を起こすのではないかと考えられており、心筋梗塞や狭心症を引き起こす原因となる。歯ぐきの健康な人にくらべ、、2.8倍の危険率がある。
糖尿病
インスリンの働きを抑える物質が歯周病の場所に大量に集まっているマクロファージという細胞から出されます。また、肝臓の糖の分解を抑え、すい臓のインスリン分泌障害を起こすといわれます。
重症の歯周病の場合、軽症の人にくらべ、2年後に糖尿病が悪化している率が5倍高くなります。
糖尿病とは・・・
インスリン(栄養になる糖分を細胞内に取り込むようその細胞に指令を出す)の働きが悪いため、細胞が栄養不良になり体の抵抗力が落ちてしまう病気。
また、利用されない糖分が血液中にたまり、血管や神経に障害が出る。50歳以上の15~20%の方が糖尿病が強く疑われるといわれています。